2016年6月15日水曜日

2016年度 ホリスティック教育研究大会のご案内(第二報)

お世話になっております、研究大会事務局です。
大変お待たせいたしました。
2016年度の研究大会のプログラムが確定いたしましたので、ご報告させていただきます。
お忙しいなかとは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、奮ってご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


◆日時
2016年6月25日(土)…2016年度第一回運営委員会(13:00-16:00)
2016年6月26日(日)…研究発表(10:00~16:00/受付:9:30 開始)

◆場所(両日とも)
大妻女子大学 千代田キャンパス 本館4階E468教室
(東京都千代田区三番町12)
アクセス:(https://www.otsuma.ac.jp/access/chiyoda

◆参加費
 協会会員・学生 1,000円/一般 2,000円

◆26日の昼食について
 近くにコンビニはありますが、オフィス街にあるキャンパスのため、日曜日にはお休みのお店も多いので、昼休みに店を探しに外に出ると、午後の部開始までに戻って来られなくなってしまうかもしれません。各自、昼食をご持参されることをお勧めいたします。


◇研究発表プログラム(口頭発表25分/質疑応答5分)
【※ニュースレター掲載のプログラムに変更が加わりました。最新版はこちらになります】

【午前の部】
<10:00-10:30>
(1)共生社会をめざす授業の在り方に関する一考察
   聴覚優位の発達障がい児・者からのアプローチ
平沢直樹(東京学芸大学教職大学院修了生)
成田喜一郎(東京学芸大学教職大学院)
 学校において学びの共生をめざすためには、当事者主導の授業研究の重要性が認識されることが欠かせない。本研究の目的は、聴覚優位の発達障がい当事者(小学校教諭)によるICT活用授業の実践例から、当事者でなければ決して自覚のできない障がいを理由とする差別の存在を見出し、その解消に向け一示唆を与えることである。
 
<10:30-11:00>
(2)普通学級における精神的困難に苦悩する児童のための health promotion を含有した教育~『対話』を基盤とした他職種連携による統合的アプローチ
北島惠美子(元東京都立小・中学校・浦和ルーテル学院初等部・星美学園小学校)
 精神的困難のある児童に対して、私は、超越を主体とする世界の『全体性』の中での『超越』との連関の下、該当児やその保護者との『対話』に基づき、適切に支援・指導し、かつ、『つながり』を生かした「他職種連携によるチームアプローチ」による「ケア」も実施した。その結果、児童は、自立して喜んで学習するよう、『変容』した。
 
<11:00-11:30>
(3)援助者の存在様式を学ぶ―心身一如のニュー・カウンセリング体験を通して―
大山博幸(十文字学園女子大学)
 本報告では、援助者のクライエントへの非言語的コミュニケーション及び援助者としての存在様式を学ぶカリキュラムとして、ニュー・カウンセリングを位置づけ、その意義や考え方を提案し、その実践を通した学習結果を明示、検討する。
 
 
<11:30-12:00>
(4)図書館の特性を生かした日本語支援活動
伊東久実(身延山大学)
 図書館は、地域の社会教育の拠点である。外国籍児童への日本語支援活動が期待されるが、現状を調査したところ母語保持のためのサービスに留まるケースがほとんどであることが明らかになった。また、中には工夫された日本語支援活動の実践事例もあるが、日本語習得に有効なアウトプット活動をより充実させる必要がある。
 
 
<12:00-12:30>
(5)「おなかの中からの子育て」木になるイメージワークの体験
浅井あきよ(NPO法人「へその緒の会」)
 幼稚園での妊婦クラスから始めた30年の実践報告。当日は参加型の発表。この実践に至る経緯と目的をお話しし、音楽を流し「地球に深く根を下ろし天に向かって伸びる木の姿に自分を重ねる」体験を共にしていただき、さらなる可能性も発見していきたい。
 
【お昼休み 12:30-13:30】
 
【午後の部】
<13:30-14:00>
(6)ミュージック・サナトロジーの方法論―関係性と変容のアートとして―
里村生英(京都大学大学院教育学研究科博士後期課程)
 本発表は、「ケア」を世界の新しいかかわり方と理解し、「エンドオブライフケア」の一様式である「ミュージック・サナトロジー(music-thanatology)」を採り上げる。その技法がいかなる意味において「ケア」であるのか。アートとしてのそのひびきの空間・時間は、どのように経験されていくのか。「関係性」と「変容」の観点から検討する。
 
<14:00-14:30>
(7)東北地方の民話集に見る「多文化共生」と「いのち」の思想
孫美幸(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員)
 民話には、文化的多層性の中ではぐくまれてきた他地域とのつながり、独自の思想、そして共に支え合い平和に生きるためのヒントが詰め込まれている。近年、日本でも民話に着目して、今後の社会のあり方を考える研究が進んできている。日本社会の多文化共生やいのちの視点について考察することも、上記の流れの中で必要であろう。
 
<14:30-15:00>
(8)21世紀に伝えるアボリジニの知恵~ホリスティックな学び
青山晴美(愛知学泉短期大学)
 アボリジニに伝わる古代の知恵を、21世紀の日本で役立つ人間教育として紹介します。所有の概念のない平等な社会を目指し、つながりや分かち合いを大切に、悪感情を上手に処理したアボリジニ。世界を動かしているシンプルな真理に目を向け、人が地球に生きることの意味を考えます。
 
<15:00-15:30>
(9)「つながり」の新しい平和教育、コネクション・プラクティスの理念と実践
野沢綾子(ホリスティック・コネクション)
森田玄(ラスール・ジャパン)
 つながりをもたらすスキルとして軍隊のないコスタリカの小学校で過去12年4万人が学び、非暴力コミュニケーションとハートマスを統合し、心臓・脳の調和にて洞察を引き出し「関係性・感情の知性」や潜在能力を高める実践と理論。
 
<15:30-16:00>
総括セッション


◆研究大会に関する問い合わせ
研究大会についてご不明な点がございましたら、下記の事務局アドレスまで、ご連絡いただけますよう、お願いいたします。

ホリスティック教育研究大会2016 大会事務局
E-mail holistic.edu.soc.jp [ at ] gmail.com
 (※[ at ]はアットマークに変更してください)

2016年3月18日金曜日

2016年度 ホリスティック教育研究大会のご案内(第一報)

お世話になっております、研究大会事務局です。
2016年度の研究大会に関する情報(第一報)が決まりましたので、以下にお知らせさせていただきます。
研究発表をご希望される方は、下記の案内に従ってお申込みいただけますよう、よろしくお願いいたします。

2016年度のホリスティック教育研究大会および運営委員会を、下記の要領で開催します。

◆日時
2016年6月25日(土)…運営委員会(開催予定)
     6月26日(日)…研究発表
(※ 詳細につきましては、随時更新させていただきます)

◆場所
大妻女子大学 千代田キャンパス(東京都千代田区三番町12)
(※ 教室等の詳細は第二報にてご案内いたします)

◆研究発表について
個人研究発表および実践報告を募集します。
なお、今年度は1会場での発表となるため、原則として8件で締め切りとさせていただきます。

◆発表申込方法
 発表者は協会会員に限ります。
(※非会員の方で発表をご希望される場合は、必ず大会当日までに入会手続きをお済ませいただけますよう、お願いいたします)

 発表をご希望の方は①~⑤の項目を記入し、下記アドレスまでご連絡ください。

①.タイトル(副題があれば明記)
②.発表要旨(150字以内)
③.発表形式(口頭25分/ポスター)
④.氏名・所属(実践発表者とのペアの場合は、その氏名・所属も含む)
⑤.連絡先(住所・電話番号・E-mail アドレス)

【申込先】
E-mail: holistic.edu.soc.jp [ at ] gmail.com
(※ [ at ]はアットマークに変更してください)


【申込期限】
2016年4月10日(日)
(※ 締切厳守にご協力をお願いします)

【研究大会に関するお問い合わせ】
研究大会事務局アドレスまで、ご連絡いただけますよう、お願いいたします。

ホリスティック教育研究大会2016 大会事務局
E-mail holistic.edu.soc.jp [at] gmail.com (※ [at] はアットマークに変更してください)